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金融商品の種類と特徴 ①株式編

 前回の記事では、ご自身の資産や運用資金等の資金構成を見直すことの重要性について触れさせていただきました。そこで、今回は、もう少し具体的に資産運用を行ううえで代表的な金融商品についてご案内をさせていただきます。ここでは、預貯金・保険以外の代表的な金融商品である、株式・債券・投資信託について、それぞれの持つ特徴を解説します。

 なお、あらかじめのご説明になりますが、「投資」と「投機」は異なります。FX・宝くじ・ギャンブルなどの「投機」は、大きな利益を得られる可能性がある一方で、まったく利益を得られないどころか、挽回不可能な損失を受ける可能性もあるため、ライフプランに備える資産運用には適しません。

 まずは、株式についてご案内をさせていただきます。

<株式>

株式とは?

 株式とは株式会社に出資した株主の権利を示す概念です。株主としての地位や権利を目に見える形で証券にしたものが株券です。

メリット

値上がり益
 株価が値上がりし、売却することで利益(キャピタル・ゲイン)を得られる場合があります。

配当金
 会社が上げた利益などのうちから、配当金(インカム・ゲイン)を受け取ることができる場合があります。配当の金額や時期は、会社によって、また同じ会社でも年度によって異なります。配当金を受け取るためには、あらかじめ会社ごとに決められた基準日(=利益確定日)に、株主になっていることが必要です。

株主優待サービス
 株主優待は、配当とは別に会社が自社の株主にサービスや製品などを提供するサービスです。どの会社でも行われているわけではなく、また、株主優待がある銘柄がよい銘柄で、株主優待がない銘柄が悪い銘柄というわけではありません。株主優待を受けるためには、配当金の場合と同様、基準日に株主になっていることが必要です。

デメリット

株価変動のリスク
 株価は企業の業績や国内外の景気、為替などさまざまな要因により変動します。この株価の動きにより、投資した金額の一部を失う可能性があります。

倒産リスク(信用リスク)
 会社が倒産した場合、株式は実質的に無価値となります。

流動性リスク
 市場であまり取引されていない株式は、売買が成立せず換金ができなくなる、
あるいは非常に不利な価格で売却することになるなどの可能性があります

 次回は、債権についてご案内をさせていただきます。