閉じる

時代の変化に伴う「老後の資金計画」の重要性について

 かつて昭和の時代、日本人の平均的な人生の流れは、20歳代で結婚と出産を経験し、子どもを育てあげた上で定年となり、その後、親の介護をしていました。そのため、子育てを終えたあとから定年に至るまでの間に、自分たちの老後資金の蓄えをする余裕が充分ありました。  

 平成に入った現代は、「晩婚化・晩産化」の時代となり、子どもが生まれてすぐに親の介護が必要になる「ダブルケア」の人たちが増えているのです。中でも、共働き家庭の母親に大きな負担がかかっています。ここ数年はさらに「晩婚化・晩産化」がすすみ、40歳代で結婚・出産をする人たちも急増中。子どもの教育費や住宅ローンの返済に、親の介護への支出が重なることで、老後資金の準備をするべき50歳代にお金を貯めることができない家庭も大幅に増えています。  

 また、追い打ちをかけるように、ご自身の老後においても、繰り上げ・繰り下げ受給等による年金制度の変更に伴い、老後の資金計画が早段階から求められている状況です。

 「子沢山」の昭和の時代なら、親の介護も兄弟で分担ができたのですが、「少子化や核家族化」となった今、日本人の平均寿命は延びたことで介護期間も長期化となり今後はひとり当たりの負担が大きくなってくることも予想されます。

 親の介護、子育て、そして、ご自身の老後生活。考えるべきことは多いですが、30代、40代のタイミングから早めの対策や資金計画を立て実行することで将来の不安は解消されます。

 そこで、次回より、老後生活における落とし穴とそれを回避するべく対策内容をご案内いたします。